人口:約180人
与那は、沖縄本島北部の国頭村に位置する小さな集落で、自然豊かなヤンバルの一部を形成しています。集落内には赤瓦の家や石垣が点在し、伝統的な沖縄の風情が今なお色濃く残っています。与那における御嶽(うたき)信仰は、沖縄の伝統的な自然崇拝と深く結びついた信仰形態の一つです。御嶽とは、神が宿る場所とされる聖域のことで、村や集落の平和と繁栄、自然との調和を祈る場となっています。与那の御嶽は、集落の中心的存在として、地域住民の精神的な拠り所であり、祭祀や祈りの儀式が今も行われています。
人口:約140人
萩倉は、諏訪湖の南東に位置する静かな地域で、豊かな自然と歴史的背景が魅力の場所です。周囲には緑豊かな山々が広がり、四季折々の風景が楽しめます。特に、近隣には諏訪大社下社秋宮や春宮といった歴史深い神社があり、地域の信仰文化に触れることができます。集落内には山の神が祀られており、毎年、新しい一年の願掛けとして、1月17日に山の神大祭が行われています。
民族人口:約11,000人
セデック族は台湾中央山脈を中心に暮らす原住民族で、山林を舞台とした狩猟や織物、独自の信仰体系を大切にしてきました。歌や祭祀を通じて共同体の絆を守り、自然と深く結びついた暮らしを続けています。むらやしの調査は、南投県の廬山部落で行われました。廬山は温泉地に隣接する立地を持ち、外部からの影響を受けながらも、文化の継承や若者の生業づくりに取り組んでいる集落です。